世の中に発表される研究発表の真否は

Smocking_contest 例えば、喫煙がアルツハイマーの発症を軽減させるという研究発表は、以下のようなことだった。そして、アルツハイマーの原因説に関わるアルミニウムに関しても、原因ではないと発表されているようだが、その発表にもアルミニウム業界が関係する。
このように、研究発表を鵜呑みにすることは大変危険であるが、研究発表は有意義であり、その真否を十分考察することで、その研究発表によって多くの智慧を得ることができる。それは様々な意味である。この社会の人間の自我利権の仕組みや、同時に、自分の健康に対する平常心における知見が備わる。
私はちなみにタバコは吸わないし、アルミニウムの鍋などは全部捨て、アルミ蒸しなどの料理も食べない。今や世界中の論文が読める。時間も、そんなにかからないので、疑問や違和感のあることはそれが無くなるまで調べることが大切であろう。

情報源: アルツハイマー型認知症 – Wikipedia

喫煙が本症の危険因子か否かについては、これまで議論があった。喫煙を含むニコチンの摂取がニコチン性アセチルコリン受容体よりドパミン神経系に作用し、アルツハイマー型認知症の発症を減少させるという説もあった[20]が、後に、この説を唱える研究団体がたばこ産業から資金を受け取っていた事実が暴露された[21]。

アルミニウム原因仮説
アルミニウムイオンの摂取がアルツハイマー病の原因のひとつであるという説がある。この説は、第二次世界大戦後、グアム島を統治した米軍が老人の認知症の率が異常に高いことに気がつき、地下水の検査をしたところアルミニウムイオンが非常に多いことがわかったことによる。雨水と他島からの給水によってその率が激減したこと、また紀伊半島のある地域でのアルツハイマー患者が突出して多かったのが上水道の完備により解決したことがその根拠とされている。後者も地下水中のアルミニウムイオンが非常に多かったことが示されている。もっともこれらの調査例は、地域の人口動態などの裏付けがない(家族の集積性や崩壊過程などを考慮しない)単純比較であり、学会や多くの学識経験者が支持している研究成果ではないことに注意する必要がある。
日本におけるアルミニウム原因説の広がりは、1996年3月15日に毎日新聞朝刊により報道されたことによる。記事では、1976年にカナダのある病理学者がアルツハイマー患者の脳から健常者の数十倍の濃度のアルミニウムを検出した例や、脳に達しないという見方が大勢であったアルミニウムイオンが血液脳関門を突破することが明らかになったことなどを紹介している。この記事は、1面ではなく家庭面のベタ記事扱いであったが大きな反響を呼び、後に読売新聞、朝日新聞なども同様の記事を掲載した。これら報道により、既に海外では下火となっていたアルミニウム原因説が、日本では次第に有力視されるようになった。消費者の一部には、アルミニウムを含む薬剤でろ過する上水道水や、一般的に調理で用いられるアルミ鍋に対して拒絶する動きが起こり、高価な鍋セットや浄水器を販売する悪徳商法も盛んになるなどの余波も生じた。
業界団体である日本アルミニウム協会などはもとより、アメリカ食品医薬品局も、アルミニウムとアルツハイマーの関係を否定している[30]。学会などで発表される事例も、日本人の手によるものの他はわずかである。現在では、アルツハイマーの発症原因のほとんどが、遺伝子そのものの変異や外的要因(前出の疫学を参照)など複数の要素と考えられている。

太極拳の易筋行:筋肉が多いと死亡率が下がる

untitled1988年から1994年の間に3,600人の男性で55歳以上、女性で65歳以上の大人を対象にした新たな研究で、2004年にフォローアップ調査で、参加者のうち何人が事故死を除いて死亡したか調べ、そしてその筋肉量と死亡との関連性を調べた結果、より筋肉がある方が顕著に死亡率が下がることがわかりました。

この研究者の一人である、カリフォルニア大学のアルン・カラマングラ教授は「筋肉をつける運動をすることが健康には得策です」と話しています。

参照:More Muscles Linked to Longer Life, Research Suggests
http://news.health.com/2014/03/18/more-muscles-linked-to-longer-life-research-suggests

しかし、これぐらいの年齢であると、アウターマッスルを増やしていくのは難しいので、主にインナーマッスルを増やすことが必要です。

筋肉は使わないと減る一方といわれていますが、古式太極拳に伝わる易筋行は、年齢を増しても無理なく行える運動で、バランス筋や呼吸筋などを中心にしてインナーマッスルを育て強化する技術です。

その易筋行などを駆使した太極拳の技法を、簡単な「簡化24式」太極拳で行えるようにと発行された書籍が「簡化二十四式太極拳で骨の髄まで練り上げる技法」です。

(書籍より抜粋)

無極を取り入れた易筋行で無酸素・有酸素運動の利を得る

筋肉は、重力や負荷などがかからない状態や加齢によってその量は減少し、逆に十分な負荷がかかると肥大する特徴があります。
筋肉は高パワーで早く収縮するが疲れやすい速筋繊維(そっきんせんい)と、低パワーでも長時間に渡り持続的に力を出せる遅筋繊維(ちきんせんい)に大別されます。ウエイトトレーニングのように強度の高い無酸素運動では、速筋繊維(そっきんせんい)が著しく肥大するため筋肉の量は増加しますが、運動不足や加齢によってその量は急激に萎縮します。一方、有酸素運動でも、ある程度筋肉への負荷が高ければ筋肉の量は増加しますが、無酸素運動ほどではありません。瞬発力に優れた白筋(速筋)を用いた運動は、筋肉を目に見えて肥大させるのに効果的で、スクワットや腕立て伏せなどに代表されます。
武道としての太極拳の動きは、重力や緩急ある動きによって、筋肉の速筋繊維(そっきんせんい)と遅筋繊維(ちきんせんい)にバランスよく負荷をかけます。また、太極拳の無極(むきょく)という武道理論を呼吸法で考えると、そこが無酸素運動になり、短い時間で急激な負荷があり、インナーマッスルの量は有酸素部分よりも増加します。逆に量が減少するのは、悪い姿勢(しせい)と筋力低下が原因です。
太極拳は正しい姿勢(しせい)を自然に整え、その細やかな筋肉を発育させます。特に姿勢(しせい)や細かいバランスを整えるインナーマッスルの筋力低下を防ぎます。適切な筋力は、血流の安定や活性酸素の消費などに必要です。筋肉量の増加は、安静時のエネルギー消費量を増加させ、脂肪の燃焼に貢献している面もあります。吐納(とのう)法を練り上げた太極拳は、吸排気で有酸素運動、無気で無酸素運動を行う最も優れたオールマイティな運動なのです。このように易筋(えっきん)で練り上げられた筋は、骨を健康に、また柔軟に動かしていくことができます。

花粉症は免疫力が強いとなりやすい… – Yahoo!知恵袋

花粉症は「免疫力が強いとなりやすい」です、免疫力とアレルギー反応の因果関係は医学会や論文もいつくも発表されています。
目で見えるわかりやすい強い免疫反応で言えば花粉症、アトピー性皮膚炎、傷の瘢痕って所でしょうか。
わかりやすく例えるならば、花粉は花粉のみで体が反応するのではなく、排ガスなどの大気の有害物質と同時に体に取り込むので免疫力の強い(反応しやすい)体は花粉と有害物質を分けて反応してる暇がなく、くしゃみや鼻水いっしょくたに取りあえず体外に出そうと過敏に体が反応します。
なので同じ花粉の量を吸い込んだとしても都心にいるのと空気の良い場所に居るのではアレルギー反応に差が出てきます。
免疫力が弱い方が反応しなくてよいのでは?と質問されていますが、有害物質に反応しない体だったら、その体は悪いものを出そうとしない体なので病気になりやすくなりますよね。(がん細胞と戦う意思のない体は癌だらけ、免疫細胞が戦っているから風邪など病気になると熱が出たり体調の変化がみられるわけです)
傷口の肉が盛り上がりやすい人なども同じです。(瘢痕)傷口を治そうとしている細胞に免疫抗体が勘違いをして反応し、治そうとしている細胞が悪い細胞だと捕らえて免疫抗体が大量に出すぎて肉が盛り上がります。この瘢痕に使用される薬も花粉と同じ薬があります(全く同じではないですが)
あくまでわかりやすく回答いたしました。
長くなってしまい申し訳ございません。

症状が軽くなるに答えていませんでしたすみません。
ヨーグルトを毎日一つ食べたりすると腸内細菌がリセットされ随分マシになるそうですが数ヶ月では効果はあらわれません。(ちなみに私はヨーグルトが嫌いなのでヤクルトを毎日飲むようにしていますがまだ効果は個人的にわかりません)
やはり予防しか今のところないように思います。

引用元: 花粉症は免疫力が強いとなりにくい? 私は花粉症で毎日悩まされています。 少し調… – Yahoo!知恵袋.

UniCon(united consciousness)事業(社会事業)

本来、全ての人間と、自然やその他のあらゆるものと一体として、又その一部として融合し調和しながら社会を形成できるのが、私たち人間です。

しかし、現在は人間を中心としたエゴイズムにより、人間以外のものを犠牲にしての進歩と発展によって物質的生活を豊かにし、安定した社会を構築してきました。

そして、その行為は人間同士さえエゴイズムの対立を起こし傷つけ合っています。

現実的には地球温暖化などの環境問題や経済のグローバル化で貧富の格差が広がり、混沌とした状況がうかがえます。

そして、人類が自ら招いた結果として、人類自体の存続をも脅かしています。

それよりもこれからは、環境、社会、経済、文化などにおける持続可能な社会の実現を目指す必要性があります。

それは人類が自らの心身の健康を取り戻し、本来の人間の健全な純粋意識を思い出し、その意識により新たな社会を再創造していく事以外には有りません。

この社会に起こっている全ての事は人の心がなせる業なのです。

UNICON事業は、まず、からだとこころの育成や再調整を基盤とし、本来の人間の、その他のものと融合しようとする普遍的な意識(融合意識)を取り戻すための理論とシステムを習得した、新たな社会の真のリーダーを育成します。

そして、その人材を社会の要所に派遣し、融合意識を指導者として広め啓蒙して行く事で、現在の産業や社会行為の基盤となる目的を、他の全てのものと融合調和する事への目的とシフトしていく事を目指します。

又、事業では、その具体的な事業や産業などの提案と運営、実施も行い、他のUNICON事業者との連携や協力の下に積極的にUNICON事業を拡大していきます。

その結果、国家や地域、産業や経済、そして一人一人の人間が、全ての事において自然との共存、自分以外の人間、又それ以外の全てのものとの融合調和する事を目指し、融合意識による、真の平和と福祉が社会を構成するのです。

※以下は事業化構想です。(進行中)

 
国際情報ネットワークの構築による融合意識の伝達

人材育成事業など

その他のプロジェクトなど

真の楽しさ理解の入口

楽しく生きるための十二箇条

形から入るというのも、一つの手段です。フィードバックとして、どうしても、楽しいという人生の入り口には入れない場合は、このようなアクセスメソッドも試してみると良いかも知れません。

意識導入としてですので、本来の目的ではないということの理解も必要です。

全ては無為自然であることが最も理想的ですが、このように、結果から、プロセスを生み出すという方法もあるのです。

あくまで入り口です。入り口に入ったら以下の十二箇条は全て捨てて、無為自然を目指して下さい。

一  何事にも感謝する(全ては自分のために起こっていると信じ、慈愛を持つ)

二  何事にも反省する(全てのことは自分の責任で起こっていると信じ、懺悔する)

三  自分自身を大切にする(自分自身の存在する過程を知り、自分自身のありがたさを知る)

四  何事にも全力で最善を尽くす(瞬間だけが生きていることを知る。一期一会、行雲流水)

五  全てのことの良いところを探す(全てのものに心があり、無駄なものがないことを知る)

六  ありのままに話し、接する(全ての人は裸で平等であることを知る、同じ本質を持っている)

七  非難と失敗を恐れない(非難は風、失敗は雨で自分自身を強く大きく育てる糧と思う)

八  愚痴をこぼさない(今、命があることの素晴らしさと、生かされていることを知る)

九  精神と肉体を鍛える(精神と肉体は心の付属物であり決して切り離せないことを知る)

十  期待しない(期待は良い結果を待つこと、希望は実現を願い望むこと)

十一 本質を知る(全てのものの心は、自分の心でしか見えないと言うことを知る)

十二 気楽に生きる(元々はこの世のものでない自分を知り、何にもとらわれない)

Enjoy

自分とは何か?

楽しいのが人間本来の姿です。

愛し合っているのも楽しい。不安を埋めるのも楽しさです。楽しさは不安も包み込む愛です。不安を包み込んだ楽しさは不安をうち消したに過ぎません。又新たな不安におそわれます。 愛し合う楽しさは又新たな愛を生みます。ただそれだけです、簡単な理屈です。

普遍性と愛

世界中の殆ど全ての人が映画等を見て共通の感動を持つ場面があります。

それこそが共通普遍の共感できる楽しみです。そこには愛があります。

人類は他の森羅万象と愛し合いながら、繁栄していくことができるように、自然のメカニズムの中に組み込まれているのは間違いありません。

しかしながらそれを忘れてしまうほど、人間社会に生まれ出て暴走している大きな不安と欲望の渦は驚異的なものです。しかしながら、そのメカニズムを知り生きる楽しさを味わっている人が多くいます。その人たちは、多くの人に真実の愛を示し、欲望の暴走を包み込もうとしています。そしてこの様な生き様も自分自身の本来の姿であることも知っているのです。

ピノキオ・プロジェクト

本来の願望を見つけ、その願望を実現するためのメソッドを提供します。

このプロジェクトの目的は自己確立です。自己確立によって本来の願望を思い出し、同時にその願望を実現することのできる自己が確立しているということになります。

思考という実現 ピノキオのように

人は思考次第で豊かになれます。その思考は意識的に訓練していくことで、潜在意識に強く焼き付き、いずれ無意識に行動できるようになります。

その万人に愛され、毎日が幸せで楽しく過ごせる為の人としての技術略が人法であり、それは例えば空手などの訓練のように、最初は意識的に訓練し、いずれは体で覚えると言われるように無意識に言動が働くようになります。

無意識で素晴らしい言動が出来るようになる、そんな訓練方法があるのです。空手や柔道の型を覚えるように、こんな攻撃にはどう対応するのか、基本の技や、練習方法、鍛えるところ等具体的に訓練していくことが出来ます。開発者は25年前、心理学や大脳生理学、唯識論(仏教の心理学)、哲学、宗教などの普遍的共通部分を考察し人法を理論化しました。それを日常的に実施することで約1年で心気体の充実の一致に到達し、驚くような幸福感を得ることが出来ました。現在は日々その心気体の一致を維持すべく日々内観と反省を繰り返し、生き生きとした毎日を過ごしています。

日常的な事柄にどう対処するか、これが一番重要です。運用法とも言います。その運用方法として術の具体例を紹介し、その基本となる技、そしてその術をより効果的に生かす略を、人法にて体系化して訓練します。

ホメオスタシスとアーユルヴェーダ(Ayurveda)

恒常性維持機能の改善にはアーユルヴェーダ

 中国に漢方があるようにインドには印方と呼ばれるものがあります。

それが、5000年の歴史を持つインド伝統医学「アーユルヴェーダ」ですが、アーユルヴェーダとは、サンスクリット語で生命の科学”と言う意味です。

Ayurが生命、Vedaが科学もしくは知識をあらわします。アーユルヴェーダは5000年以上前、インドの学者や健やかに生きることを求める人たち(賢者達)がが生命の真理を一つの体系にまとめたものですが、この知識体系は賢者達の宇宙創造に対する理解を追求する精神と共に発展してきたものです。

アーユルヴェーダでは人間は小宇宙であり、大宇宙である外部環境と一体であり、人間の個別的存在は宇宙全体から切り離せないものであると考えています。

そしてアーユルヴェーダでは、すべてのものが無生物(物質)の五大元素で構成され、人間を含むすべての生物は五大元素と魂とも解釈される純粋意識の結合体であると考えているのです。

この様に考えることは物理学でも、哲学でも宗教でも通じる普遍性があります。

緑豊かな自然の中で一体感を感じるとき、バスタイムなどで、心地よい空間にとけ込むような感覚があるとき、調和の取れた素晴らしい音楽を聞いたとき、とても安らかな気持ちになるときがあります。

本来人間の構成物質も、机や木々や水などの構成物質も炭素を基本としてさほどかわりがありません。構成が違うだけで同じものだと考えることができます。

そして、それを動かすものは、人間の中では目に見えない純粋な無意識であり、それが、私たちの健康や人生を動かしているものと理解できます。太陽系が太陽を中心にバランスを持って動いているのも、人間の細胞の中の分子や原子などのレベルがバランスを持って動いているのも同じという考え方です。

一つ一つの細胞、その中の分子がバランスを持って正常に動いている時、人間の心身の健康が維持されるのはイメージとしてつかめると思います。

アーユルヴェーダは人間をミクロコスモスと考え、そのバランスを司るにはどのような力が必要かを研究しているのです。

嗅覚を刺激する心地のいい石鹸などのアロマは私たちをとてもいい気分にさせてくれます。

人間の生理機能は、心地のいいときに脳内から体の免疫に有益なホルモンを出すことも知られています。そして、脳波は穏やかに発生され、表情や言動は他のものにも心地よく影響し、そして、他の人の気分や生体の健康にも影響します。

そして、それが伝達していくイメージは何となくつかめると思います。

 この様な総合的なバランスを司る意識的な営みがアーユルヴェーダや漢方で、もっと平たく言えば、人間が悠久の昔から体に覚え込んだ、健康バランスを保つためのホメオスタシスでもある、自然のリズムに合った生活リズムと方法でもあるのです。

それを、明確にわかりやすく理論化、実践しようとするものがアーユルヴェーダや漢方なのです。

そして、リラックス状態で心地のいいことが本来の人間のリズムと宇宙のリズムに合ったことであると考えられているので、本来のアーユルヴェーダや漢方はとても心地のいいものであるのです。

心地のいいことを多くする、これが健康を維持する最善の方法です。

ホメオスタシスを向上させて自律神経失調症を治癒させる方法として、温泉療法などもあります。この日本の風習はアーユルヴェーダと通じるところがあります。温泉に一週間ほど滞在し、体の恒常性を正常に戻す昔からの知恵です。バランスを崩した人間のリズムは、温泉の規則正しい食事の時間と、寝起きの習慣で否応なく改善され、何回も温泉につかることで、湯あたり現象を引き起こします。この湯あたり現象は、恒常性機能が著しく狂ってしまった現代人が元々のバランスを取り戻すときに一時的にギャップが生まれ、体がとてもだるくなったり、頭痛や、腹痛、食欲が無くなるなどの状態に陥ることです。その状態は2、3日で収まり、その後は日増しに温泉と規則正しい生活が心地よくなり、景色が明るくパアと開け、世界が変わる感覚があります。その後は実生活で規則正しい生活を維持し、夜はバスタイムを楽しむ事で、毎日の健康を維持することができます。

深い睡眠と、毎朝の心地よい便通、そして、規則正しい食欲が健康を感じさせてくれます。

アーユルヴェーダも漢方も温泉療法も要は毎日を健康に生きるための知恵なのです。

何でもそうですが、この様な知恵には理論体系を作って、独特の方法を提示しようとする傾向があります。それによって、独自のシステムを作りだしていると言っていいでしょう。

 アーユルヴェーダは、3つの生命エネルギーを基本に考え、ドーシャと言う呼び名で説明しました。3つのドーシャはそれぞれ2つの元素の組合せで出来ていてサンスクリット語で、ヴァータ、ピッタ、カパと呼ばれますがヴァータは風と空の組合せでピッタは火と水の組合せでカパは水と土の組合せで出来ています。ヴァータ、ピッタ、カパは体内で特定の機能をもっていますが個別に働くのでなくこの3つが調和して働く時のみ、完全な健康が得られるのです。

そしてこの3つのドーシャはライフスタイルの変化、時間、季節により絶えず変化しています。体内のドーシャの性質及び、日常生活でのドーシャの性質を理解すれば、ドーシャのバランスを取り戻し、健康の回復ができるのです。この様な言葉で説明されると何となく神秘的な感じがしますが、実はこれは人間の生体の維持のための機能の分類であって、簡単に言うとヴァータは運動を司る機能で神経等の働きのことです。ピッタは消化と代謝機能のことで血液や胃腸などの働きのことで、カパは人間の組織とその結合の働きのことなのです。このバランスと働きを高めるのは別にアーユルヴェーダでなくても健康によいのは当たり前のようにわかります。しかしその方法は良くわかりません。それを細かく分析し、毎日の生活スタイルや生き方を説明し、指導するのが、アーユルヴェーダや漢方、その他諸々の諸法なのです。その中でも、アーユルヴェーダは心の問題、運動、代謝、体の構造、時間やリズム、五感などあらゆる方向から研究し、詳細にわたって方法を説いています。とても理にかなっていて驚くばかりです。あの仏陀もアーユルヴェーダを熟知していたとのことです。アーユルヴェーダは欧米や中国などにその精神や哲学、知識が広まり、世界中のライフスタイルに影響を与えています。

マクロビオティック (Macrobiotic) とは

マクロビオティック (Macrobiotic) という長寿法としての食生活法や食事療法です。

「玄米菜食」「穀物菜食」「自然食」「食養」「正食」として広く普及しています。

マクロビオティックの語源は、ギリシャ語でmacro=偉大な/大きな、bio=生命の/活き活きした、tic=術/方法、からなる造語です。この語源は、紀元前5世紀に生きた西洋医学の父、ヒポクラテスを初めとするギリシャの先哲たちが、健康で長寿の人たちやその社会を表す言葉として使っていました。ヒポクラテスは、自然な生活法、特に環境と調和した日々の食物の選択法や調理法を人々に教え、「食を汝の医とし、医を食とせよ」という哲学を唱えました。

そしてこの大自然と共に生きる食事法は、桜沢如一氏により『マクロビオティック』の名で世に紹介されました。日本古来の食養生に中国の易の陰陽を融合した実用的な哲学で、まずは欧米を中心に広まり、海外セレブたちの健康法として広く知られるようになりました。現在、日本で話題になっているものは、いわば逆輸入のような形で伝わったものなのです。歌手のマドンナや、ハリウッドスターのトム・クルーズらが愛好家として雑誌等で紹介されたことで日本でも注目され始め、欧米型の食生活の浸透とともに、生活習慣病への恐れも深刻になりつつある昨今、昔ながらの日本の食生活を見直す食事方法として、注目を集めています。そんなマクロビオティックの根本にあるのは、人間が本来持っているはずの、自然のバランスを取り戻すということです。そもそもストレスや肌荒れ、肥満などは、身体のバランスが不自然であるために起こるものなので、自然のバランスを取り戻せば身体や心の不調が軽減され、毎日は快調になるという概念です。このようなマクロビオティックの基本となる宇宙や陰陽の法則は、世界中で何千年も前から言われてきたことなのです。

食べ物には、栄養やエネルギー源としての働きのほかにも、判断力を向上させ、精神を高めるはたらきがあります。毎日の食べ物が私たちの血や肉を作っているので、私たちは食べ物そのものということです。だからこそ、なにをどれだけ食べるかによって考え方や行動にも影響が出て、その結果運命までも変わっていきます。 食べ物の質や量によって私たちの体やこころが微妙に変化するからです。たとえば糖分を例にあげてみると、精製した砂糖をたくさん使ったお菓子をと食べると、体内のカルシウムを大量に使います。毎日たくさん食べていると、心にも体にもその影響が少しずつ出てくるようになります。 カルシウムが不足して酸がたまり、疲れやすくなったりイライラと落ち着かなくなったり、また悲観的になりやすくなります。さらに、糖分の過剰摂取は肝臓を疲れさせます。肝臓は東洋医学では「怒り」の臓器で、 肝臓の働きが悪くなると、ちょっとしたことでも怒りっぽくなるといわれています。 また、糖分は体や心を緩めリラックスさせる働きがありますが、毎日習慣的に食べたり飲んでいると、体が冷え、拡散の働きにより集中力を失います。あるいは体や心の動きを鎮めたり止める働きがあるので、やるべきことを次々に後回しするようになります。

一杯のコーヒー、一切れのケーキを食べることで、私たちの血液は微妙に変化しており、食習慣が私たちの体や心にまで大きく影響し運命まで変えるのです。

食欲に支配されて食べ過ぎるのではなく、食欲を支配し、食べ物をコントロールすれば、健康な生活への道に向かう、その理(ことわりノ方法)を説いたのがマクロビオティックです。その土地の環境にあったものを食べる。頭から尻尾まで皮も全部食べる。 そしてYIN(陰)とYANG(陽)の調和、これがマクロビオティックの真髄です。 アメリカを始め全ヨーロッパで、特に環境問題や平和運動をしている人々から絶大な指示を得ています。自分の心と体の平和と安定を守ろうとすることで、まったく無意識のうちに地球環境を守ることに繋がる食事方法だからです。

マクロビオティックの基本原則は、一物全体、身土不二、陰陽調和、穀物彩食などという項目がありますので、ひとつひとつ詳しく解説していきましょう。

一物全体(いちぶつぜんたい)

食べ物は、あるがままに、丸ごと食べてこそ身体は整うという考え方です。可能な限り野菜は皮付き、根付き、葉付きで全部食べる。魚も頭、皮、骨ごと全部食べる。穀類なら出来る限り精白しないで全粒穀物として「全部まるごと」食べるということです。ヨーロッパや米国では、精白したパンではなく、胚芽やフスマがはいった茶色い色のパンが出る事が多いようです。世界の食文化を見ると、少し前まではほとんどが未精白の米や小麦を食べていました。これを精白するようになってから、つまり部分食になってから健康状態が悪くなったのです。たとえばサトウキビが原料の砂糖でいえば、未精製の状態では黒砂糖ですが、あの中にはミネラル、特にカルシウムが精白した砂糖の数百倍も入っています。これを真っ白に精製してしまうと、もともと含まれていたカルシウムを取り去ってしまうのですから、体のカルシウムをどんどん使うことになってしまいます。カルシウムは体の酸化を止める働きがあります。丸ごと全部食べる、できるだけ精白していないものを選んで食べると、知らないうちに食べ物が体を調節してくれます。

身土不ニ(しんどふじ)

人間も植物も全て生まれた環境と一体である、ということから、住んでいる土地の産物をとれる時期(旬)に食べれば、身体のバランスが整うという考え方です。四季のある日本の場合は、季節ごとの旬を口にすることが健康につながることを意味します。食べることは、栄養やエネルギーを体に取り込むということのほかに、外の環境と体内の環境を調和する、住んでいる環境になじむということでもあります。つまり、身体と環境は一つであるということです。例えば、寒くて乾燥している北ヨーロッパや北アジア地域が発祥の食べ物である肉やヨーグルト、チーズは脂を多く含んでいるため、寒さをしのぐための高いカロリーが得られて体を温めます。しかし日本の気候で暮らしている私たちがこのような食材を多くとってしまうと、体が温まりすぎて暑くてたまらなくなります。そして逆に、体を冷やす熱帯地方の食べ物、果物や辛いもの、甘いものなどが欲しくなります。すると暑いところでも過ごせるように体が冷えてきます。その結果、頭はカッカしやすく、足腰は冷えるというアンバランスな体になってしまうのです。体を熱くする肉や油脂が多い北方のものと、体を冷やす辛いものや果物や南方のものが、季節に関係なく無秩序に食卓にのる食生活では、体のバランスがとれにくくなり、健康を害する原因になってしまうのです。

陰陽の調和

 陰陽とは、中国の易経にある考え方で、物事にはすべてに陰と陽があると言われています。この陰陽を人間の健康や、それを支える食べ物に適用するのも、マクロビオティックのポイントです。陰陽の偏りがないよう毎日の食事で中庸に保つことが大切だということです。陰陽は絶対的なものではなく、何かと比べて陰であり陽であると考える相対的なものなので、最終的に1回の食事、あるいはその日のうちの食事を通して全体を中庸に近づけるようにします。

<食べ物の陰陽について>

食べ物には様々な栄養のほかに、体を冷やしたり温めたり、あるいは弛めたり引き締めたりする力もあります。現在のマクロビオティックを広めた桜沢如一氏は、ナトリウムとカリウムの量と陰陽論をヒントに食品を「陰性」「中庸」「陽性」に分類しました。もとが中医学ではないため、この分類は中医学の陰陽論に基づく分類とはかなり異なりますが、具体的には、産地の寒暖や形而上の特徴から分類していきました。牛乳・ミカン類・トマト・ナス・ほうれん草・熱帯産果実・カリウムの多いものなどを「陰性」とし、玄米、葛粉は「中庸」、塩や味噌・醤油・肉などナトリウムの多いものは「陽性」としました。

 陰の働きをもつ夏や熱帯にできる作物は、カリウムを多く含む、温暖な気候風土でとれる、育ちが早い、水分が多くて柔らかい、地上でまっすぐのび地下では横にはうなどの特徴があります。食材例としては、なす、じゃが芋、ピーマン、トマト、筍、西瓜、メロンなどで、味覚的には酸っぱい、辛い、えぐ味のあるものです。このような作物は広げたり上昇する働きを持っています。ですから私たちが食べると汗腺がゆるんで汗が出やすくなり体が冷え、暑いところでも涼しく過ごせるというわけです。また、血管が拡張して血圧が下がるので、行動が制約されてゆっくりした動きになります。例えば、キュウリは利尿や解熱・発汗の働きを持っています。夏に食べると汗が出て体が冷えてちょうど良く、体外の環境と体内の環境が調和した、と言うことです。ですから夏野菜や熱帯の食べ物を寒い冬に食べると言うことは体が冷えて、冷え性になるということを意味しています。ガンやアレルギー、不妊、生理不順、生理痛、腰痛、関節痛、リューマチなど、ありとあらゆる病気は体温を上げることで治癒へ向かうと考えられています。体が不調の時、病気の時はキュウリだけに限らず、トマトや唐辛子、果物など体を冷やすものは避けた方がよいということです。

陽の働きをもつ寒い地域や季節にできる作物は、ナトリウムを多く含む、涼しく寒いところでとれる、ゆっくり育つ、硬く水分が少ない、地下では下にのびるなどの特徴があります。食材例としては、玉ねぎ、ゴボウ、にんじんなどがあります。このような作物は収縮、下降の働きを持っています。私たちがこのような引き締める性質を持った食べ物を食べると、汗腺がしまり、血管が収縮して体温を逃がさず、体が温まるようになります。

<調理によって陰陽調和>

食べ物には体を冷やし、緩め、拡散・上昇の働きを持つ陰の食べ物と、体を温め、引き締め、凝縮・下降の働きを持つ陽の食べ物があり、日本では四季に合わせた食べ物を摂取することが陰陽調和の原則ですが、調理の手を加えることでも陰陽を調和させる事が出来ます。

例えば、トマトは体を冷やし緩める働きがある夏の食べ物ですが、熱を加えじっくり煮込めばトマトの陰の力、冷やし緩める力が少なくなります。また、下向き、収縮と言う陽のエネルギーを加えば良いのですから、フタをして煮込む、収縮のエネルギーを持つ塩を入れる、魚など動物性食品と一緒に調理する、あるいは付け合わせとして食べる。などによって、陽の力が加わって、食事全体に陰陽の調和が保たれるというわけです。

しかし、あくまでトマトが持つ基本の陰の力は残っているので、調和を取ったからと言ってあまりたくさん摂取するのはよくありません。

穀物彩食(こくもつさいしょく)

玄米や雑穀などを主食に、野菜や豆類、海藻類を中心とした食事をするということです。肉類や卵乳製品など、動物性の食材は基本的に使用しません。(絶対に食べてはいけない、という事ではありません。)また、調味料は昔ながらの製法で時間をかけて作られた塩、味噌、醤油を使用。甘味は米飴、メープルシロップ、黒砂糖などを使用。出汁は昆布、干し椎茸からとり、食材そのものが持つ旨味を引き出します。なぜ穀物を主とした食事なのかというと、人間の歯が穀物を噛む臼歯20本、菜類を噛みきる門歯8本、肉を噛む犬歯4本というつくりであることからも、人間が主に穀食動物であることは自然に理解できます。ちなみに、犬や虎などの肉食動物は、ほとんどの歯が犬歯で出来ているようです。穀物の中でも『中庸』の玄米は、明治初期の頃から栄養や食物繊維が豊富に含まれていると主張されてきましたが、これは1980年代以降、栄養学でも確固として認められてきた点です。穀物を主食として副食と明確に分離するという日本の伝統的な食事は、医学的、栄養学的にも優れていると世界中で見直されています。また初期の頃から、欧米風の動物性食物の多い食事とそれに起因すると考えられる疾病の多発、食肉を得るための多大なエネルギーの浪費や環境汚染や飢餓問題、非効率的な消費や病気の増加による経済的な損失を批判してきました。日本国内にとどまらず、世界各地に広がっている理由として、こうした考えが受け入れられている面もあるのです。

このようなマクロビオティックの概念は、食育で著名な明治時代の薬剤監であり医者であった石塚左玄の考え方を基盤としています。桜沢氏は左玄の結成した食養会で活躍することを通して食事療法(食養)を学び、独自に研究しました。当初、桜沢氏は左玄の考え方に従い、鳥・魚・卵を少しなら食べてもよいとしていましたが、晩年にそれらも食べない菜食が正しいという見解に到っています。Reply:// 伊藤さん、お便りありがとうございます。

コーンブレッド、やっぱりできたてがおいしいですよ!ぜひ楽しみにしていて下さい。

人間も動物の一種類であるから、本来は自分の縄張り周辺でとれるもので充分生きていけます。日本昔話に出てくるような食事です。でも人間にはもちろんおいしい物をたくさん食べたいという欲求があります。それを我慢するのではなく、本当に自分の体を愛してあげるということをいつも基準にしていれば、自然とバランスのとれた食生活が出来るのではないかと思います。しかし、現代社会ではストレスがあったり肉体的にも精神的にもハードな仕事で交感神経が興奮しすぎている場合があり、そんなときは甘い物や肉、脂っこい物はほしくなってしまいます。そんなときは、それもたまには良いと思います。自分がその暴飲暴食に支配されなければよいのですから。現代は人間の欲求のままに、いろんな食品が売られています。

それを選ぶのは私たちなので、体が本当に喜んで生きるものを選んで食べることを原点に、あとのものはちょっとした人生のおまけ・お楽しみなんだという気持ちであれば良いのではないでしょうか。