ukulele

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ウクレレ・だれでも弾けて・・

弾き語り・伴奏・ソロが簡単。一生涯楽しめる。

ギターを試みたが手が痛く、コードが押えられなくても・・・楽譜を読めなくても・・・楽器の経験はゼロでも、何かひとつでも楽器が弾けたらなあと思っている人も・・・重さ1kgにも満たないウクレレは、ハワイアンしか弾けない楽器でもなく、どの様な曲クラシックでも演歌でも、 誰でも知っているポピュラーソングをギターのように優しい音色を醸しだし、実に気楽にポロロンと鳴るその音階は、とっても不思議で心地良く、しかもとってもカンタンに弾けてしまうという、とても素晴らしい楽器なのです。

軽くて小さくて電池も不要で、子供からお年寄りまで、どこでも誰でも楽しめる超お手軽な楽器なのです。この機会に是非ウクレレを始めてみませんか? ウクレレはギターを弾いてみたいという誰でもが、ギターと同じように弾き語りや、伴奏がいとも簡単にできるようになるという、とても始めやすい楽器です。

伴奏の元になるコードなども、例えば、ドミソの和音を奏でるCコードはギターでは4本の指を使って、複雑に弦を押さえないといけません。ウクレレでは、一番下の弦を一つ押さえるだけです。いつも手元に置いておいて、おやつを食べながらでも弾ける手軽さもあり、又、優しい音色と、ファジーな感覚は、上達者と初心者の差を感じさせません。すぐに上達者並の感覚で弾けると言うことです。ギターやピアノなどの弾き語りはそれなりの熟練が必要ですが、ウクレレは、弾き語りが出来るまではあっという間です。ウクレレの醍醐味は、感情移入です。例えば、リコーダーなどは小学校で吹けるようになります。それとよく似ています。リコーダーを美しく奏でるようになるには、心とリコーダーの演奏が一致することに尽きます。吹くこと自体はそんなに難しいものではありません。

ウクレレもよく似ています。その為、ウクレレ自体の音色や、正確な音が出るかどうか、強度、耐久性、音の質などがウクレレ自体に求められます。

三味線が日本で作られ、ピンからきりまであるように、ウクレレも、本場ハワイで作られ、昔からの製法の伝統と熟練で、そのウクレレの大切な特性を保持しています。

日本のウクレレも、その技術を吸収し、相当高いレベルまで達成していますが、まだまだ本場ハワイのウクレレには及びません。三味線が中国などで製造されていてそれなりの音が出るようになり人気ですが、やはり国産の三味線は多くの要因を風土や文化から受け継いでおり、音色や強度、張り具合などが全く違います。ウクレレもそれと同じですが、日本のウクレレも中級クラスまでなら、ハワイのウクレレとひけを取らないものもあります。三味線も同じです。ギターも同じ事が言えます。楽器はその土地の歴史と文化によって育っています。ジャンベ・カホンなどのパーカッションなども同じです。音の違いは、心への響きの違いで分かるようになるのが、音楽の楽しさの一つでもあります。

初めてのウクレレ選び

ウクレレは楽器ですが、形状からおもちゃやインテリア用の安価なものもウクレレとして販売されています。チューニングが合わなかったり、すぐにネックなどが反ってきたり、音色が安定しなかったり、音の深みがなかったり、様々な要因でウクレレ自体に深みを感じなくなってしまうことで、せっかくのウクレレとのつきあいが寂しくなってしまい、楽しさを感じなくなってしまうこともあります。そんな感覚を覚えてしまうと、せっかくウクレレを始めたことが、結果、一生涯ウクレレの悪いイメージを植え付けることにもなりかねません。そこで、一つの目安として、国産品なら2万円前後からスタートするのがいいでしょう。手工芸品なら3万円程度、ハワイ産なら6万円程度です。

最初はソプラノサイズと呼ばれるものがいいですが、コンサートやテナー・バリトンなど大型タイプもあります。

ソプラノサイズには一般的なひょうたん型と、少し音が大きく出るパイナップル型が有りますが、ウクレレストラップなどを使用して扱いやすいのはひょうたん型です。

材質は木材で、安いおもちゃなどはベニヤを使用していますので、音の響きにはかすれがあります。

単板といわれ、合板でない一枚板で作られているウクレレは音が安定し、長持ちし、使えば使うほど素晴らしい音色を醸し出しますが、一本目なら国産の合板でも充分です。

材質はギターでよく使われるマホガニーや、ハワイの神木と言われるコアなどがあります。

マホガニーは、音にのびがあり柔らかい音色ですので、ボサノバやジャズ、ポップスなどに向いています。コアはハワイアンも弾いてみたいという方に、本場の音を響き出させます。

ハワイのウクレレは、特殊な工法で何十工程にも及ぶ手間をかけて作られます。一つ一つ同じものはありませんが、使用する材質によってだいたい同じ種類の音が出ます。

ハワイの本格ウクレレ・コアロハ

ハワイのウクレレの多くに言えることですが、特にコアロアは、本体(ボディ)のフチが丸く加工され、長時間演奏しても、体などにキズか付かないようにと優しい配慮がくまなくされ、又仕上がり全体にとても美しさを醸し出しています。

又、音を響かせるためにとても大切な、ラウンドホールは、多くの場合丸穴ですが、よりウクレレの特性を高め美しい音を出すための研究が行われています。一時期は楕円ホールに変更し、現在は音の出入りの滑らかさを追求し、おむすび形の三角ホールになっています。

 コアロハのヘッド(ウクレレの尖端の弦を巻くペグという機械が付いているところ)は、ナットから1弦・4弦のペグまでの間が長く出来ています。コードを押さえる際、人差指の付け根がペグにぶつからないようにという 工夫がされています。 ※一部のタイプはケースへの収納を考えて普通のサイズになっています。この様な工夫は、ウクレレを実際に弾いてみると分かりますが、小さな楽器で指の収まり具合がとても大切なことが分かります。その為の工夫は演奏者のストレスを最小限にするという配慮からでしょう。

指板とは、指で押さえるところの板で、細長いネックの部分にあります。コアロハのネックを握ると、 他のウクレレとのはっきりと違いが分かるところです。コアロハのネックは、指板のサイド面が45度に面取されているのです。それも、ただ面取りされているだけではありません。通常フレットの端が側面から見えているのですが、全く見えないように加工されています。

これは、ユーザーが使う環境によって木が痩せたりしてフレットの端が飛び出し、手を傷つけないようにという配慮や、演奏の際、指の周りが良い様に工夫されています。※一部加工されていないモデルもあります。

ハワイのウクレレでも特にコアロハは、ヘッドよりもボディ側(本体側)の近くのところを押さえて演奏するハイポジションという演奏性の向上のために、ボディの近くになってもなってもネックの厚さが変わりません。ほぼ均等です。通常は厚くなるのが通常ですが、逆にボディ近くで薄くなっています。

又、よりサウンドホールに近い指板を押さえるときのためにヒールの部分を独特な加工を施しています。ウクレレやギターのネックと本体の付け根をヒールと呼び、名前が示すように、通常は、女性の履くハイヒールのかかとの様な加工がされているのですが、コアロハでは、この部分が長く斜めに加工されています。コードではなく、ソロでメロディを弾くときにとてもしっかり親指が引っかかり、素晴らしい演奏性が向上します。

良い音を出すために、ハワイのウクレレは単板で薄く加工したり、補強材を出来るだけ工夫して、良い音を保てるようにボディのサイドとトップ(表側)とバック(裏側)の接合個所にライニング材を使わないで、強度を出しています。又、ボディの強度を増すため、より良い音への追求から発案された画期的な構造変更がなされています。それは、ユニブレースと命名されています。

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